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川口市の遺品整理|料金相場・粗大ごみルール・業者選び

最終更新日:2026年9月9日|監修:司法書士・行政書士 久留慎一郎先生・安心実家じまい事務局

司法書士・行政書士 久留慎一郎
監修者

久留 慎一郎(ひさどめ しんいちろう)/司法書士・行政書士

東京大学法学部を卒業後、日本航空株式会社に26年間勤務(うち法務部に4年間所属)。在職中に司法書士試験に合格し、2018年に独立開業、2021年に司法書士法人を設立。相続登記や不動産の名義変更など、実家じまいに関わる法律手続きを担当する。安心実家じまいの提携司法書士・行政書士。

■経歴

  • 1966年鹿児島県生まれ
  • 1985年鹿児島ラ・サール高校卒業
  • 1989年東京大学法学部卒業/同年、日本航空株式会社入社(2002〜2006年は法務部所属)
  • 2013年司法書士試験合格
  • 2015年簡易裁判所訴訟代理等に関する法務大臣認定/同年、日本航空株式会社退職、司法書士法人コスモ入所
  • 2017年司法書士法人コスモ退職
  • 2018年事務所開設
  • 2021年司法書士法人設立

■得意領域

  • 相続登記・相続手続き
  • 不動産の名義変更
  • 相続放棄
  • 簡易裁判所の訴訟代理

この記事の結論

  • 川口市の遺品整理の費用目安は、業者に依頼した場合1Kで3万〜8万円、2DKで9万〜30万円、3LDK以上で17万〜60万円程度が一般的な水準です(物量・作業条件で変動)。
  • 自分で片付けるなら、川口市の粗大ごみ戸別収集は納付券1枚310円・一世帯1回15点まで。自己搬入なら10kgにつき150円で処分でき、費用を大きく抑えられます。
  • ただし戸塚環境センターは2026年8月3日から受入を一時停止中。一般ごみは朝日環境センター、粗大ごみは鳩ヶ谷衛生センターへ、いずれも前日までの電話予約制(050-3146-8953)です。
  • 業者選びでは、川口市の一般廃棄物収集運搬業許可(市の公式一覧で30社・2026年3月1日現在)または許可業者との提携の有無を必ず確認しましょう。
目次

川口市の遺品整理 料金の目安【間取り別】

川口市で遺品整理業者に作業を依頼した場合の費用は、部屋の広さと家財の量でほぼ決まります。以下は一般的な料金水準の目安です。実際の金額は物量、建物の階数、エレベーターの有無、トラックを停められる位置などの条件で変わるため、正確な金額は見積もりで確認してください。

間取り 費用の目安 作業人数の目安 作業時間の目安
1R・1K 3万〜8万円 1〜2名 1〜3時間
1DK・1LDK 5万〜20万円 2〜3名 2〜5時間
2DK・2LDK 9万〜30万円 2〜4名 3〜7時間
3DK・3LDK 15万〜50万円 3〜5名 5時間〜1日
4LDK以上・一軒家 22万〜60万円以上 4名〜 1〜2日

川口市はJR京浜東北線(川口・西川口)や埼玉高速鉄道(川口元郷・南鳩ヶ谷・鳩ヶ谷・新井宿・戸塚安行・東川口)沿線を中心に、駅前の高層マンションから旧市街の戸建て、安行・神根エリアの敷地の広い住宅まで、住宅のタイプが幅広い地域です。マンションの高層階でエレベーターが小さい、前面道路が狭くトラックを近くに停められないといった条件では搬出の手間が増え、料金に反映されることがあります。逆に、買取可能な品物が多い場合は、買取額を作業費から差し引いて総額を抑えられることもあります。料金の内訳や間取り別の考え方は遺品整理の料金相場を間取り別に解説で詳しく説明しています。

川口市で費用が変動しやすい要因

  • 建物の形態——エレベーターのない集合住宅の上層階は、階段での搬出作業が増えるため加算されることがあります。
  • 駐車環境——旧市街や住宅密集地で前面道路が狭く、トラックを家の前に停められない場合、運搬距離が延びて作業時間と人件費が増えます。
  • 大型家具・家電の量——婚礼タンス、スプリング入りマットレス、ピアノ、金庫などは処分の手間が大きく、点数が多いと総額に響きます。
  • 買取できる品の有無——貴金属・骨董・カメラ・状態のよい家電などは、買取額を作業費から差し引ける場合があります。
  • 作業時期と日程の柔軟さ——年度末や年末は予約が集中しやすく、日程に幅を持たせられると調整しやすくなります。

川口市の粗大ごみ・ごみ処分ルール【公式情報まとめ】

遺品整理の費用を抑える最大のポイントは、「自治体のごみ処理をどこまで使えるか」を知っておくことです。川口市は戸別収集と自己搬入の両方が使え、料金も明確です。ここでは川口市公式サイトの情報をもとに、2026年8月時点のルールを整理します(最新情報は必ず市の案内でご確認ください)。

粗大ごみの戸別収集|納付券1枚310円・一世帯1回15点まで

川口市では、一辺が40cmを超える大きさのごみが「粗大ごみ」にあたります。タンス、ベッド、ソファ、食器棚など、遺品整理で出る大型家具の多くがこれに該当します。戸別収集は事前申込制で、手順は次のとおりです。

手順 内容
1. 申し込む 粗大ごみ受付専用ダイヤル048-251-1111(月〜金曜 9:00〜17:00、祝日・年末年始を除く)へ電話、または市公式サイトのインターネット受付から申し込む
2. 納付券を買う 案内された枚数の「川口市廃棄物(粗大ごみ)処理手数料納付券」(1枚310円)を納付券取扱所で購入する
3. 納付券を貼る 納付券に収集日・受付番号・排出者氏名を書き、粗大ごみ1点ごとに必要枚数分を貼る
4. 出す 収集日の朝8時30分までに指定場所へ出す

手数料は粗大ごみ1点につき310円からで、品目によって必要な納付券の枚数が異なります(申込時に案内されます)。一度に申し込めるのは一世帯15点までのため、遺品整理のように一度に数十点が出るケースでは、複数回に分けて申し込むか、後述の自己搬入・業者依頼と組み合わせる必要があります。出典:川口市「粗大ごみの出し方」川口市FAQ「粗大ごみの大きさの基準や出し方」

自己搬入|10kgにつき150円。戸塚環境センターは受入停止中

車を用意できるなら、市の施設へ直接持ち込む「自己搬入」が最も割安です。手数料は10kgにつき150円(税込)。100kg持ち込んでも1,500円で済む計算で、点数の上限を気にせず処分できるのが大きな利点です。

注意したいのは、2026年8月3日から搬入先が変わっている点です。戸塚環境センターは2026年(令和8年)8月3日から2030年(令和12年)3月29日まで受入を一時停止しており、現在の搬入先は次のとおりです。

持ち込むごみ 搬入先 予約 受入時間 手数料
一般ごみ・有害ごみ・資源物 朝日環境センター 搬入希望日の2週間前から前日(平日)までに予約専用ダイヤル050-3146-8953へ電話 9:00〜11:30/13:00〜16:00 10kgにつき150円(税込)
粗大ごみ 鳩ヶ谷衛生センター 同上 9:00〜11:30/13:00〜16:00 10kgにつき150円(税込)※特定処理廃棄物は別途手数料

いずれも完全予約制で、当日に思い立って持ち込むことはできません。受入時間も平日の日中に限られるため、週末だけで片付けたい方には使いにくい面があります。遺品整理の作業日が決まったら、先に搬入予約を押さえておくのが段取りのコツです。出典:川口市「家庭ごみの自己搬入について」(2026年8月3日更新)

市で処理できないもの|家電4品目・パソコンなど

テレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の家電4品目は家電リサイクル法の対象で、川口市の粗大ごみ収集にも自己搬入にも出せません。買い替え時に販売店へ引き取りを依頼するか、市の一般廃棄物収集運搬業許可業者一覧(家電)に掲載された業者へ依頼する方法があります。パソコンもメーカー回収や小型家電リサイクルの対象です。遺品整理ではこの4品目がほぼ必ず出てくるため、「市のごみに出せない物が別枠である」ことを前提に計画を立ててください。

処分方法4つの比較表

川口市で遺品を処分する方法を、費用と手間で比較すると次のようになります。

方法 費用 連絡先 向いているケース
粗大ごみ戸別収集 納付券1枚310円(1点につき310円〜) 048-251-1111(月〜金 9:00〜17:00)またはネット受付 大型家具が15点以内で、収集日まで待てる場合
自己搬入 10kgにつき150円 予約:050-3146-8953(前日までの平日) 車と人手があり、量が多い場合。費用最安
市の許可業者に収集を委託 業者ごとの見積もり 市公式の許可業者一覧(30社・2026年3月1日現在)から選ぶ。問い合わせは資源循環課 048-228-5370 一時的に多量のごみが出るが、自分では運べない場合
遺品整理業者に一括依頼 間取り別の目安は前章の表を参照 各社見積もり 仕分け・搬出・供養・買取までまとめて任せたい場合、遠方在住の場合

ここで押さえておきたいのが、川口市の公式な注意事項です。市は「引っ越しなどで一時的に多量に排出される」一般廃棄物は、家庭ごみステーションに出すことはできないとし、自己搬入するか、市から許可を受けた業者に委託するよう案内しています。遺品整理で出る大量の家財もこれと同じ扱いです。普段のごみ集積所に袋を積み上げる方法は使えない、という前提で計画してください。出典:川口市「一般廃棄物収集運搬業許可業者一覧(ごみ・粗大ごみ)」

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遺品整理の進め方5ステップ【川口市版】

実際の作業は、次の順番で進めると迷いが少なくなります。川口市のルールに合わせた段取りのポイントもあわせて記載します。

ステップ1:貴重品と重要書類を確保する

最初にやるべきは処分ではなく捜索です。通帳・印鑑・キャッシュカード・保険証券・年金関係書類・不動産の権利証(登記識別情報)・実印と印鑑登録カードを探し、一箇所にまとめます。これらは相続手続きに必要で、誤って処分すると再発行に時間がかかったり、手続きが進められなくなったりします。タンスの引き出しの奥、仏壇の引き出し、本の間、冷蔵庫など、意外な場所から見つかることが多いため、大型家具を運び出す前に必ず中身を確認してください。

ステップ2:残す物・渡す物・処分する物を仕分ける

「残す」「親族に渡す(形見分け)」「売る」「処分する」の4区分で仕分けます。判断に迷う物は無理にその場で決めず、「保留」の箱を作って後日判断するのが、後悔を減らすコツです。写真やアルバムはデータ化して親族で共有する方法もあります。形見分けの時期やマナー、贈与税との関係は形見分けのマナーと進め方で詳しく解説しています。

ステップ3:売れる物を査定に出す

貴金属・ブランド品・骨董品・カメラ・状態のよい家電などは、処分する前に査定に出します。遺品整理業者に買取まで依頼する場合は、買取額を作業費から差し引けるかを見積もり時に確認してください。買取の対象になりやすい品物と高く売るコツは遺品整理の買取ガイドにまとめています。

ステップ4:処分ルートごとに搬出の計画を立てる

川口市の場合、処分ルートは「通常のごみ収集」「粗大ごみ戸別収集(要申込・15点まで)」「自己搬入(要予約)」「許可業者・遺品整理業者への委託」の4つです。粗大ごみの収集日や自己搬入の予約は先の日程になることがあるため、退去期限や売却スケジュールが決まっている場合は、逆算して早めに申し込んでおきます。特に自己搬入は前日(平日)までの予約が必須で、当日受付はありません。

ステップ5:最終確認と清掃

すべて運び出したら、電気・水道の元栓、窓の施錠を確認し、簡単な清掃をして完了です。賃貸の場合は原状回復の範囲を大家さん・管理会社と確認してから退去立ち会いに臨みます。賃貸特有の注意点は賃貸の遺品整理と退去期限をご覧ください。実家(持ち家)の場合は、その後の売却・解体・空き家管理の方針をこの段階で決めておくと、次の手続きにスムーズにつながります。

ケース別シミュレーション|自分で・併用・業者一括の費用比較

「結局、自分でやるのと頼むのとでいくら違うのか」を、川口市の公式料金をもとに試算してみます。想定は、鳩ヶ谷エリアの実家2DK。大型家具が18点、袋詰めできる細かな家財が約300kg残っているケースです。市の手数料は公式単価どおり、業者費用は前章の目安によるもので、実際の金額は見積もりで確認してください。

ケースA:すべて自分で処分する

大型家具18点は一度に申し込める上限(15点)を超えるため、戸別収集を2回に分けて申し込みます。納付券が1点1枚で済むと仮定すると310円×18点=5,580円。細かな家財300kgは朝日環境センターへ自己搬入し、150円×30(10kg単位)=4,500円。処分費用の合計は約10,080円です。ただし、収集日の調整と搬入予約で最短でも数週間かかり、車の手配、袋詰めと搬出の人手(延べ数日分)が必要になります。品目によって納付券が複数枚必要な場合は、その分金額が増えます。

ケースB:自分でできる分だけやり、残りを業者に頼む

本や衣類など軽い物の袋詰めと自己搬入は自分で行い(約4,500円)、大型家具の搬出と処分、仏壇や写真など判断に迷う品の仕分けだけを業者に依頼するパターンです。作業範囲が絞られる分、2DK一式の依頼より費用は下がり、数万円台に収まることが多いのがこの形です。時間はかけられるが重量物は運べない、という方に現実的な選択肢です。

ケースC:業者に一括で依頼する

仕分けから搬出、家電4品目の引き取り手配、買取、供養まで一括で依頼すると、2DKの目安は9万〜30万円。買取できる品があれば、その分が差し引かれます。作業自体は1日で終わることが多く、遠方に住んでいて川口へ何度も通えない方、退去や売却の期限がある方はこの形が向いています。

ケースD:遠方在住で一軒家を片付ける

川口市外・県外にお住まいで、3LDK以上の一軒家を片付けるケースでは、通いながらの自力作業は交通費と時間の負担が大きくなりがちです。鍵を預けて立ち会いなしで作業を進め、貴重品や形見候補は写真報告で確認する方法なら、現地に行くのは最初の見積もりと最後の確認だけに絞れます。費用は間取りと物量により15万〜60万円程度が目安ですが、買取や自治体処分の併用でどこまで抑えられるかは見積もりの比較で判断してください。

整理すると、費用はA<B<C・D、手間と時間はC・D<B<Aの順です。「時間はあるが予算を抑えたい」ならA、「体力仕事だけ任せたい」ならB、「期限がある・通えない」ならC・Dが基準になります。費用を抑える方法をさらに知りたい方は遺品整理のお金がないときの7つの方法もご覧ください。

川口市の遺品整理でよくある困りごとと解決策

実際のご相談で多い「つまずきポイント」を、川口市のルールに沿って整理します。事前に知っておくだけで、回避できるものがほとんどです。

粗大ごみが15点を超えてしまう

遺品整理では、タンス・ベッド・ソファ・食器棚・座卓・カーペットと数えていくと、あっという間に15点を超えます。川口市の戸別収集は一世帯1回15点までのため、超える分は「複数回に分けて申し込む」「粗大ごみは鳩ヶ谷衛生センターへ自己搬入する」「許可業者・遺品整理業者に委託する」のいずれかで対応します。退去や売却の期限がある場合は、収集日を待つ時間が取れないこともあるため、点数を数えた段階でどのルートにするかを決めておくと後が楽になります。

受付・搬入が平日中心で、週末に動けない

粗大ごみ受付ダイヤル(048-251-1111)は月〜金曜の9時〜17時、自己搬入の予約(050-3146-8953)と受入も平日が基本です。平日に電話や搬入の時間を取りにくい方は、インターネット受付を活用しつつ、搬入が必要な分は有給等で平日に1日確保するか、業者への委託に切り替えるのが現実的です。「平日は市の制度で申し込みだけ済ませ、週末に袋詰めを進める」という分担も有効です。

家の中の物が多すぎて、どこから手をつけるか分からない

長年住まれた家では、押し入れ・天袋・床下収納・物置まで含めると想像以上の物量になります。全体を一度に片付けようとせず、「貴重品の捜索→形見分け候補の取り分け→部屋ごとの処分」の順に、1部屋ずつ区切って進めるのが挫折しないコツです。家財があふれて生活空間を圧迫している状態のお宅は、ゴミ屋敷になった実家の片付け方で手順と費用の考え方を解説しています。

親族間で「捨てる・捨てない」の意見が合わない

遺品の処分を巡って、きょうだい間で意見が分かれることは珍しくありません。「誰かが勝手に捨てた」という不信感が相続全体の対立に発展することもあるため、処分前に写真リストを共有し、希望を聞いてから作業する段取りをおすすめします。判断に迷う品は保留箱にまとめ、四十九日などの節目に集まって決める方法も有効です。形見分けの進め方は形見分けのマナーと進め方をご覧ください。

川口の実家に通う時間が取れない

県外在住で、現地に行けるのが月1回程度というケースでは、自力での完結は現実的ではありません。鍵を預けて立ち会いなしで作業を進められる業者を選び、貴重品や形見候補は写真報告で確認する形にすると、現地に行く回数を最小限にできます。作業前後の写真報告の有無は、業者比較の際の確認項目に入れておきましょう。

費用を抑える5つの工夫

同じ家でも、段取り次第で総額は変わります。川口市で使える工夫を5つ挙げます。

  • 1. 軽い物は自分で袋詰めして自己搬入する——衣類・本・食器などは重量あたり150円/10kgで処分できるため、業者の作業範囲を大型家具に絞れば、その分見積もりが下がります。
  • 2. 粗大ごみは15点以内なら戸別収集を使う——1点310円〜の公定料金は、民間の回収より安く済むことがほとんどです。収集日まで待てるなら第一候補になります。
  • 3. 買取をセットで依頼する——貴金属・骨董・カメラ・未使用の贈答品などは、処分ではなく買取に回すことで、作業費から差し引ける場合があります。査定は複数社で比較するとより確実です。
  • 4. 相見積もりで作業範囲をそろえて比較する——「仕分け込みか」「家電4品目の手配込みか」「供養込みか」で金額は変わります。同じ条件で2〜3社を比較してください。
  • 5. 期限に余裕を持って計画する——直前の依頼は日程の選択肢が減り、調整が利きにくくなります。売却・解体・退去の予定が見えた時点で見積もりだけ先に取っておくと、落ち着いて比較できます。

このほか、自治体の制度や支払い方法の工夫も含めた節約策は遺品整理のお金がないときの7つの方法にまとめています。

川口市で遺品整理業者を選ぶときの確認ポイント

業者選びで最初に確認すべきは許可の有無です。家庭から出る遺品(一般廃棄物)を有料で収集運搬できるのは、市町村の一般廃棄物収集運搬業許可を持つ業者に限られます。川口市は許可業者の一覧を公式サイトで公開しており、2026年3月1日現在で30社が掲載されています。検討中の業者が自社で許可を持っているか、許可業者と提携して収集運搬を行う体制かを、契約前に確認してください。一覧に関する問い合わせは川口市資源循環課(048-228-5370、平日8:30〜17:15)で受け付けています。

あわせて確認したいポイントは次のとおりです。

  • 見積書の内訳が品目・作業ごとに書かれているか——「一式◯円」だけの見積書は、追加請求の際に根拠を確認できません。書面での提示を依頼しましょう。
  • 買取を行う場合、古物商許可を持っているか——貴金属や骨董品の買取には古物商許可が必要です。許可番号の表示を確認しましょう。
  • 追加料金の発生条件が事前に説明されているか——物量の増加、駐車位置、階段作業など、金額が変わる条件を契約前に文書で確認します。
  • 損害賠償保険に加入しているか——搬出時に建物を傷つけた場合の補償体制も確認しておくと安心です。マンションの共用部養生の対応も聞いておきましょう。
  • 供養や形見分けへの対応——仏壇・位牌・遺影の閉眼供養やお焚き上げの手配可否、形見分け候補の取り分けに応じてくれるかも大切な比較点です。
  • 複数社の見積もり比較——同じ条件で2〜3社から見積もりを取ると、金額だけでなく説明の丁寧さや対応の差も見えてきます。

許可・資格の確認方法の詳細は遺品整理業者に必要な許可・資格、見積もり比較の手順は遺品整理業者の選び方、注意したい事例と対処法は遺品整理の悪徳業者の手口と見分け方で解説しています。出典:川口市「一般廃棄物収集運搬業許可業者一覧(ごみ・粗大ごみ)」

川口市の遺品整理 準備チェックリスト【印刷用】

作業に入る前に確認しておきたい項目を一覧にしました。印刷して、現地での確認用にご活用ください。

確認項目 チェックのポイント
遺言書・エンディングノートの確認 遺品の扱いに関する故人の希望がないか、着手前に確認する
相続放棄の可能性の確認 相続放棄を検討している人がいる場合は、遺品に手をつける前に司法書士・弁護士へ相談する
貴重品・書類の捜索 通帳・印鑑・保険証券・不動産の権利証・年金関係書類を先に確保する
形見分け候補の取り分け 処分作業の前に、残す品・親族に渡す品を分けて保管する
家電4品目のリストアップ テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機は市のごみに出せないため、処分ルートを別途決める
粗大ごみの点数の把握 一辺40cm超の家具を数え、15点を超える場合は複数回申込か自己搬入・業者依頼を検討する
自己搬入の予約 持ち込む場合は前日(平日)までに050-3146-8953へ予約。受入時間は9:00〜11:30/13:00〜16:00
搬出経路の確認 エレベーターの有無・サイズ、トラックの駐車位置、管理組合への届出の要否を確認する
電気・水道の契約状態 作業日まで電気(照明)と水道は使えるようにしておく
近隣への声かけ 作業日にトラックが停まる旨を、両隣・管理人へ一言伝えておく

特に重要なのが「相続放棄の可能性の確認」です。相続財産の一部でも処分してしまうと、法定単純承認とみなされて相続放棄ができなくなるおそれがあります。心当たりがある場合は、片付けを始める前に相続放棄するなら遺品整理はどこまでできる?をご確認ください。

川口市の住宅事情と遺品整理の特徴

川口市は荒川を挟んで東京都北区・足立区に接する埼玉県南部の街です。京浜東北線で川口駅から都心へ直結する立地から、駅周辺には高層マンションが建ち並ぶ一方、旧鳩ヶ谷市域や安行・神根・戸塚といったエリアには庭付きの戸建ても多く、住宅のタイプによって遺品整理の進め方が変わります。

マンションの場合|管理組合のルール確認が先

川口駅・西川口駅・東川口駅周辺のマンションでは、共用部の養生や作業時間帯、エレベーターの利用について管理規約で定めがあることが多く、搬出前に管理会社への連絡が必要になる場合があります。高層階でエレベーターに大型家具が入らない場合は、階段作業や吊り下げ搬出が必要になり、費用が上がる要因になります。見積もり時に部屋の階数とエレベーターの有無を必ず伝えてください。

戸建ての場合|物量が多く、庭・物置も対象になる

長く住まれた戸建てでは、屋内の家財に加えて、物置・庭木の鉢・農具・タイヤなど屋外の物品も処分対象になります。植木のまち・安行を擁する川口には庭木や園芸用品が多いお宅も少なくありません。屋外品は重量があるため自己搬入(10kgにつき150円)のコスト面での利点が大きい一方、運搬の負担も大きくなります。前面道路が狭い旧市街では、トラックの停車位置によって搬出距離が延び、作業時間に影響することもあります。

都内在住の家族が通いやすい立地

川口市は都心からのアクセスがよいため、都内在住のご家族が週末に通いながら少しずつ片付ける進め方も選びやすい地域です。ただし、粗大ごみの受付や自己搬入の受入時間(平日9:00〜11:30/13:00〜16:00)は平日中心のため、週末だけで完結させたい場合は業者の活用も含めて計画するのが現実的です。遠方にお住まいの場合は、鍵をお預かりして立ち会いなしで進める方法もあります。埼玉県全体の相場観や他市のルールは埼玉県の遺品整理もあわせてご覧ください。

川口市の関連窓口一覧【保存版】

この記事で紹介した川口市の窓口を一覧にまとめます。作業当日に迷わないよう、控えておくと便利です。

用件 窓口・電話番号 受付時間
粗大ごみの収集申込 粗大ごみ受付専用ダイヤル 048-251-1111(インターネット受付もあり) 月〜金曜 9:00〜17:00(祝日・年末年始を除く)
自己搬入の予約(一般ごみ・粗大ごみ共通) 予約専用ダイヤル 050-3146-8953 搬入希望日の2週間前から前日(平日)まで
施設への搬入(受入時間) 一般ごみ等:朝日環境センター/粗大ごみ:鳩ヶ谷衛生センター 9:00〜11:30/13:00〜16:00
許可業者一覧・ごみ全般の問い合わせ 川口市資源循環課 048-228-5370 平日 8:30〜17:15

電話番号や受付時間は変更される場合があります。最新情報は川口市公式サイトでご確認ください。

遺品整理はいつから始めるか

遺品整理を始める時期に決まりはありません。一般的には、四十九日の法要を終えて気持ちの区切りがついてから着手するご家庭が多い一方、状況によっては早めに動く必要が出てきます。

  • 賃貸住宅の場合——契約が続く限り家賃が発生するため、大家さん・管理会社と退去時期を相談したうえで、比較的早めに着手するケースが多くなります。
  • 持ち家で売却・解体の予定がある場合——不動産会社との媒介契約や解体工事の日程から逆算して計画します。家財が残ったままでは内覧や工事に進めないため、遺品整理が最初の関門になります。
  • 当面そのまま維持する場合——急ぐ必要はありませんが、空き家のまま放置すると建物の傷みが進み、防犯・防災面の心配も増えます。貴重品の確保と通風・通水などの管理だけは早めに始めてください。

いずれの場合も、「相続放棄をするかどうか」の判断だけは処分より先に済ませる必要があります。また、遺品整理を数年先に見送る場合でも、通帳や権利証などの重要書類の捜索・保管は先に行っておくと、相続手続きが滞りません。時期ごとのやることの全体像は遺品整理とは?いつから・費用・捨ててはいけないもの 完全ガイドで整理しています。

遺品整理とあわせて必要になる手続き

川口市の実家を片付ける場面では、家財の処分と並行して進める手続きがいくつかあります。

  • 相続登記——2024年4月から相続登記は義務化されており、相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内の申請が必要です。実家の名義変更を放置すると過料の対象になり得ます。詳しくは相続登記の義務化とはをご覧ください。
  • 仏壇・位牌の供養——仏壇は家財として処分する前に、閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的です。宗派別の流れと費用は仏壇の処分方法5つで解説しています。
  • 公共料金・郵便などの解約・変更——電気・ガス・水道は作業完了まで契約を残し、完了後に解約します。郵便物の転送手続きも早めに行うと、届いた郵便から故人の契約を把握しやすくなります。スマホ・ネット口座・サブスクの整理はデジタル遺品の整理方法が参考になります。
  • 空き家になる場合の管理——片付けた後の実家をすぐ売却しない場合は、通風・通水などの管理が必要です。空き家の管理方法で自分でやる場合と代行の費用を比較しています。

売却や解体まで視野に入れて実家全体を整理する手順は、実家じまいとは?費用・手順・タイミング完全ガイドにまとめています。

安心実家じまいの遺品整理サービス【川口市対応】

安心実家じまいでは、川口市全域(川口・西川口・鳩ヶ谷・東川口・安行・戸塚・神根・芝・新郷ほか)で遺品整理のご相談を承っています。仕分け・搬出・処分に加えて、次のような対応が可能です。

  • 貴重品・思い出の品の捜索と取り分け(作業前後の写真報告つき)
  • 仏壇・位牌・遺影の閉眼供養、お焚き上げの手配
  • 貴金属・骨董品・家電などの査定・買取(買取額は作業費から差し引き可能)
  • 家電4品目・パソコンなど、市のごみに出せない品の適正処分の手配
  • 遠方にお住まいの場合の、鍵お預かりによる立ち会いなし作業
  • 片付け後の実家の売却・解体・相続登記のご相談(提携司法書士が対応)

お見積もりは無料で、部屋の写真をLINEで送っていただくだけで概算をお出しできます。「まず金額感だけ知りたい」という段階のご相談も歓迎です。サービスの詳細は遺品整理サービスをご覧ください。

よくある質問

川口市の粗大ごみ収集はいくらかかりますか?
川口市の粗大ごみ処理手数料納付券は1枚310円で、粗大ごみ1点につき310円からの手数料がかかります。品目によって必要な納付券の枚数が異なり、申込時(電話048-251-1111またはインターネット受付)に案内されます。一度に申し込めるのは一世帯15点までです。収集日の朝8時30分までに、納付券を貼って指定場所に出します。
川口市でごみを直接持ち込むことはできますか?
できます。ただし完全予約制で、搬入希望日の2週間前から前日(平日)までに予約専用ダイヤル(050-3146-8953)への電話予約が必要です。一般ごみ・有害ごみ・資源物は朝日環境センター、粗大ごみは鳩ヶ谷衛生センターに持ち込みます。手数料はいずれも10kgにつき150円(税込)、受入時間は9時〜11時30分と13時〜16時です。なお、戸塚環境センターは2026年8月3日から2030年3月29日まで受入を一時停止しています。
川口市の2DKの実家の遺品整理はいくらくらいかかりますか?
業者に一括で依頼した場合の一般的な目安は9万〜30万円です。物量、エレベーターの有無、トラックの駐車位置などで変動します。軽い物の袋詰めや自己搬入を自分で行い、大型家具の搬出だけを業者に依頼する形にすると費用を抑えられます。買取可能な品があれば作業費から差し引ける場合もあるため、まずは写真を送っての無料見積もりで金額感を確認するのがおすすめです。
遺品を普段のごみ集積所にまとめて出してもよいですか?
川口市は、引っ越しなどで一時的に多量に排出される一般廃棄物は家庭ごみステーションに出せないと案内しており、遺品整理で出る大量の家財も同様です。自分で環境センターへ自己搬入するか、市の許可を受けた業者(公式一覧で30社・2026年3月1日現在)に委託してください。少量ずつ通常の収集日に分けて出す場合は、家庭ごみの分別ルールに従います。
相続放棄を検討中でも遺品整理を始めてよいですか?
注意が必要です。相続財産の一部でも処分・売却すると法定単純承認とみなされ、相続放棄ができなくなるおそれがあります。相続放棄の可能性が少しでもある場合は、遺品に手をつける前に司法書士や弁護士へ相談してください。安心実家じまいでは提携司法書士への相談も含めてご案内できます。
テレビや冷蔵庫は川口市の粗大ごみに出せますか?
出せません。テレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の家電4品目は家電リサイクル法の対象で、川口市の粗大ごみ収集にも自己搬入にも出せません。購入した販売店や買い替え先の販売店に引き取りを依頼するか、市の一般廃棄物収集運搬業許可業者一覧(家電)に掲載された業者へ依頼してください。遺品整理業者に一括で依頼する場合は、家電4品目の手配が見積もりに含まれているかを確認しましょう。
遠方に住んでいて立ち会えなくても依頼できますか?
依頼できます。安心実家じまいでは、鍵をお預かりして立ち会いなしで作業を進める方法に対応しています。作業前に残す物・処分する物の方針をすり合わせ、貴重品や形見分け候補は写真でご報告しながら進めるため、現地に何度も足を運ぶ必要はありません。最初の見積もりも、部屋の写真をLINEで送っていただく形で概算をお出しできます。

まとめ

川口市の遺品整理について、公式のごみ処分ルールと費用の考え方を整理しました。要点を振り返ります。

  • 粗大ごみ(一辺40cm超)の戸別収集は納付券1枚310円・一世帯1回15点まで。申込は048-251-1111またはネット受付
  • 自己搬入は10kgにつき150円で最安。ただし前日までの電話予約制(050-3146-8953)で、一般ごみは朝日環境センター、粗大ごみは鳩ヶ谷衛生センターへ
  • 戸塚環境センターは2026年8月3日から2030年3月29日まで受入一時停止中
  • 家電4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機)は市のごみに出せないため、処分ルートを別に確保する
  • 業者に依頼する場合は、市公式の一般廃棄物収集運搬業許可業者一覧(30社・2026年3月1日現在)での許可確認が出発点
  • 費用は「全部自分で」なら1万円前後から、「業者一括」なら間取り別の目安(2DKで9万〜30万円)が基準。使える時間・体力・期限の3点で、自分に合う進め方を選ぶ
  • 作業の前に、貴重品・重要書類の確保と相続放棄の可能性の確認だけは必ず先に済ませる

遺品整理は、費用だけでなく、気持ちの整理と相続の手続きが絡む作業です。まずは貴重品と重要書類の確保から始め、処分の判断は市の制度と業者の見積もりを比べながら、ご家庭のペースで進めてください。判断に迷う品物がある場合や、相続放棄・相続登記が関わる場合は、一人で抱え込まず司法書士などの専門家に相談しながら進めることが、結果として時間と費用の節約につながります。遺品整理全体の流れは遺品整理とは?いつから・費用・捨ててはいけないもの 完全ガイドもあわせてご覧ください。

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この記事を書いた人

安心実家じまい事務局です。実家の片付けや遺品整理、空き家になった家の処分について、はじめての方にも分かるように記事を書いています。提携している現場の業者や司法書士と一緒に、費用の相場・自治体のごみ出しルール・補助金といった、調べてもなかなか分かりにくいところを一つずつ確かめながらまとめています。「誰に頼めばいいか分からない」という段階のご相談も、LINEやお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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