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松戸市の遺品整理|料金相場・粗大ごみの出し方・業者選び

最終更新日:2026年9月9日|監修:司法書士・行政書士 久留慎一郎先生・安心実家じまい事務局

司法書士・行政書士 久留慎一郎
監修者

久留 慎一郎(ひさどめ しんいちろう)/司法書士・行政書士

東京大学法学部を卒業後、日本航空株式会社に26年間勤務(うち法務部に4年間所属)。在職中に司法書士試験に合格し、2018年に独立開業、2021年に司法書士法人を設立。相続登記や不動産の名義変更など、実家じまいに関わる法律手続きを担当する。安心実家じまいの提携司法書士・行政書士。

■経歴

  • 1966年鹿児島県生まれ
  • 1985年鹿児島ラ・サール高校卒業
  • 1989年東京大学法学部卒業/同年、日本航空株式会社入社(2002〜2006年は法務部所属)
  • 2013年司法書士試験合格
  • 2015年簡易裁判所訴訟代理等に関する法務大臣認定/同年、日本航空株式会社退職、司法書士法人コスモ入所
  • 2017年司法書士法人コスモ退職
  • 2018年事務所開設
  • 2021年司法書士法人設立

■得意領域

  • 相続登記・相続手続き
  • 不動産の名義変更
  • 相続放棄
  • 簡易裁判所の訴訟代理

この記事の結論

  • 松戸市で遺品整理を業者に依頼した場合の相場は、1R・1Kで3〜8万円、3DK〜3LDKで15〜50万円が目安です。物量・階段の有無・トラックの停めやすさで変わります。
  • 自分で片付ける場合、松戸市の粗大ごみは戸別収集が1点1,000円(税込)。松戸市リサイクルセンターへの持ち込みなら1kgあたり17.6円(20kg未満は一律352円)で処分できます。
  • 家庭の遺品(一般廃棄物)を有料で収集運搬できるのは松戸市の許可を受けた業者だけです。市も無許可の回収業者について注意を呼びかけています。依頼前に許可の有無を確認しましょう。
  • 相続放棄を検討している場合は、遺品の処分を始める前に司法書士・弁護士へ相談してください。処分すると相続放棄ができなくなることがあります。
目次

松戸市の遺品整理にかかる費用の全体像

松戸市で実家や親族の住まいを片付けるとき、選択肢は大きく二つあります。一つは、松戸市の粗大ごみ収集や持ち込み施設を使って自分で片付ける方法。もう一つは、遺品整理業者に仕分けから搬出・処分までを任せる方法です。費用はまったく異なり、自分で行えば数千円〜数万円、業者に任せれば間取りに応じて数万円〜数十万円かかります。どちらが向いているかは、物量・使える時間・松戸までの距離(遠方にお住まいかどうか)で決まります。

まず、業者に依頼した場合の料金相場から整理します。遺品整理の料金は「間取り」ではなく実際には「物量と作業条件」で決まりますが、目安として間取り別の相場を知っておくと、見積もりが適正かどうかを判断しやすくなります。

間取り別の料金相場

間取り 相場 作業人数・時間の目安
1R・1K 3〜8万円 1〜2名/1〜3時間
1DK〜1LDK 5〜20万円 2〜3名/2〜5時間
2DK〜2LDK 9〜30万円 2〜4名/2〜6時間
3DK〜3LDK 15〜50万円 3〜5名/4〜8時間
4LDK以上 22〜60万円 4〜8名/1〜2日

相場に幅があるのは、同じ間取りでも物量と搬出条件が大きく違うからです。長年住んだ家は押し入れ・物置・庭にも物が蓄積しており、間取りの割に物量が多くなりがちです。また、エレベーターのない集合住宅の上層階は階段搬出のため人手が増え、その分費用が上がります。料金の内訳や安く抑える考え方は遺品整理の料金相場を間取り別に解説で詳しく説明しています。

費用が上がる条件・下がる条件

同じ間取りでも見積もり額に差が出る要因は、おおむね次のとおりです。費用が上がりやすいのは、(1)エレベーターのない3階以上からの階段搬出、(2)トラックを建物の近くに停められず、人力での長距離運搬(横持ち)が発生する場合、(3)ピアノ・金庫・マッサージチェアなど重量物がある場合、(4)長年の居住で押し入れ・物置・庭にまで物が及んでいる場合です。

反対に費用が下がりやすいのは、(1)貴重品と形見分けの品の仕分けが済んでいて、残りをすべて処分してよい状態になっている場合、(2)買取できる品があり作業費と相殺できる場合、(3)作業日程に余裕があり、業者の空き日程に合わせられる場合です。つまり、依頼する側の準備次第で費用は変えられます。特に「残す物を先に決めておく」ことの効果は大きく、当日の判断待ちがなくなる分、作業時間も短くなります。

松戸市のケース別シミュレーション

松戸市の住宅事情を踏まえて、よくある3つのケースで費用感を試算します。金額は当社の相場観に基づく目安であり、実際の見積もりは物量の確認後に確定します。

ケース 条件 試算
ケース1:駅近マンションの2DK 松戸駅・新松戸駅周辺などのマンション。エレベーターあり。物量は標準的。建物前にトラックを停められる場合 10〜14万円(3名・4時間前後)
ケース2:エレベーターのない団地3DK(4階) 常盤平・小金原エリアなどに多い階段のみの集合住宅。階段搬出のため人手を1名追加した場合 18〜25万円(4名・1日)
ケース3:庭・物置つきの一軒家4LDK 長年居住で物量多め。物置の中身と庭木の処分を含めた場合 30〜45万円(5名・1〜2日)

松戸市は、松戸・新松戸・馬橋・北小金など常磐線・武蔵野線沿線の駅周辺にマンションが多い一方、常盤平や小金原のように階段のみの集合住宅が並ぶエリア、矢切や高塚新田のように庭つき戸建てが中心のエリアもあり、同じ市内でも搬出条件の差が費用に表れやすい地域です。見積もりを取るときは、間取りだけでなく「エレベーターの有無」「トラックを停められる場所までの距離」を必ず伝えると、当日の追加料金を避けられます。

なお、ケース1程度の物量を自分で片付けた場合の処分費は、後述する持ち込み(1kgあたり17.6円・税込)を使えば数千円〜1万円台に収まる計算です。ただし仕分け・搬出・運搬をすべて自分たちで担うことになるため、週末に通いながらの作業で1〜2か月かかることも見込んでおく必要があります。費用と時間のどちらを優先するかが判断の軸になります。

また、貴金属・骨董品・切手・カメラ・お酒などは買取の対象になることがあり、買取金額を作業費用から差し引ける場合があります。費用を抑えたい場合は、買取対応のある業者を選ぶのも一つの方法です。詳しくは遺品整理の買取ガイドをご覧ください。

遺品整理はいつから始めるか

費用と並んでご質問が多いのが、始める時期です。法律上の期限はありませんが、実務上は三つの目安があります。第一に、賃貸物件の場合は退去日です。家賃の発生が続くため、大家さん・管理会社と退去日を確認したうえで逆算して計画します。賃貸特有の注意点は賃貸の遺品整理と退去期限にまとめています。第二に、相続税の申告が必要な場合は、申告期限(相続の開始を知った日の翌日から10か月以内)までに財産の把握が必要になるため、貴重品や書類の確認は早めに行います。第三に、持ち家で急ぐ事情がない場合は、四十九日などの法要を目安に、気持ちの整理がついてから始める家庭が多く見られます。焦って進めて後悔するより、まず貴重品の確保だけ済ませ、残りは落ち着いてから、という進め方で十分です。

松戸市の粗大ごみの出し方(戸別収集)

自分で片付けを進める場合、避けて通れないのが松戸市の粗大ごみルールです。松戸市では、品物の1辺の長さがおおむね50センチ以上のものが粗大ごみにあたります(大きさにかかわらず粗大ごみとして扱われる品目もあります)。家具や布団など、遺品整理で出るものの多くがこれに該当します。

手数料と申し込み方法

松戸市の戸別収集は事前申込制で、手数料は粗大ごみ1点につき処理券1枚1,000円(税込)です。処理券は市内の粗大ごみ処理券取扱所(コンビニエンスストアなど)で購入し、品物の見やすい場所に貼って出します。

項目 内容
手数料 1点につき1,000円(税込)※粗大ごみ処理券を購入して貼付
電話申込 粗大ごみ受付センター 047-391-0007(受付時間 午前8時30分〜午後5時)
インターネット申込 松戸市粗大ごみ(戸別収集)インターネット受付(24時間・メンテナンス時を除く)
出す時間 収集日の朝8時30分までに指定場所へ
運び出し 家の中まで収集に伺うことは行っていない(市公式サイトより)

出典:松戸市「粗大ごみ」

戸別収集を使うときの注意点

遺品整理で戸別収集を使う場合、最大のネックは「家の中からの運び出しは自分で行う必要がある」ことです。市の収集は指定場所に出された粗大ごみを回収する仕組みのため、タンスやベッドを玄関先まで運ぶ作業は依頼者側の負担になります。市の粗大ごみページでは、運び出しの相談先としてシルバー人材センター(047-330-5005)などの案内も掲載されているので、大型家具の搬出が難しい場合は確認してみてください。

また、1点1,000円という手数料は、点数が多くなると負担が大きくなります。例えばタンス3棹・ベッド1台・食器棚1台・ソファ1台の6点で6,000円です。遺品整理では粗大ごみが10点、20点と出ることも珍しくないため、点数が多い場合は次に説明する持ち込み(自己搬入)のほうが割安になるケースがあります。

遺品整理で出やすい品目別の行き先

遺品整理で発生しやすい品目を、松戸市での処分の考え方とあわせて整理しました。個別品目の分別は変わることがあるため、迷ったら松戸市の分別早見表か受付センターで確認してください。

品目 処分の考え方
タンス・ベッド・食器棚・ソファ 1辺おおむね50cm以上なら粗大ごみ。戸別収集(1点1,000円)またはリサイクルセンターへ持ち込み
衣類・布類 資源になるものは資源回収へ。汚れた布類は可燃ごみ、または和名ケ谷クリーンセンターへ持ち込み
本・書類 資源になる紙は資源回収へ。資源にならない紙くずは可燃ごみ
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機 家電リサイクル法対象。市では収集不可。販売店引き取りや指定引取場所への持ち込みで処分
パソコン 資源有効利用促進法によりメーカー等の回収対象。市の粗大ごみには出せない
仏壇・位牌・遺影 処分の前に閉眼供養・お焚き上げの要否を親族と相談。供養後の処分方法は市の分別ルールを確認
電動アシスト自転車 リサイクルセンターで受け入れあり(持ち込み)

市の収集に出せないもの

エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の4品目は家電リサイクル法の対象のため、市の粗大ごみとしては出せません。購入した販売店や買い替え先の販売店への引き取り依頼、指定引取場所への持ち込みなど、法律で定められたルートで処分します。また、パソコンは資源有効利用促進法によりメーカー等による回収の対象です。処分に迷う品目は、松戸市の分別早見表や担当課への問い合わせで確認してから動くと、当日の持ち戻りを防げます。

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松戸市の持ち込み施設2つを比較【リサイクルセンター・和名ケ谷クリーンセンター】

車を用意できるなら、ごみを直接持ち込む方法が費用面ではもっとも有利です。松戸市には、粗大ごみ・不燃ごみを受け入れる「松戸市リサイクルセンター」と、可燃ごみを受け入れる「和名ケ谷クリーンセンター」があり、持ち込むごみの種類によって行き先が分かれます。両施設の違いを一覧にまとめました。

項目 松戸市リサイクルセンター 和名ケ谷クリーンセンター
受け入れるごみ 粗大ごみ(1辺50cm以上)・不燃ごみ・有害などのごみ・電動アシスト自転車 可燃ごみ(生ごみ、資源にならない紙くず、汚れた布類、木製品など)・その他プラスチック製品(30cm未満)
所在地 松戸市七右衛門新田316の4(六和クリーンセンター跡地) 松戸市和名ヶ谷1349番地の2
電話 047-707-2746 047-392-1118
受付 8時30分〜16時30分 月〜土 8時30分〜17時(搬入は16時30分まで)
休み 日曜、5月3〜5日、12月31日〜1月3日 日曜、5月3〜5日、12月31日〜1月3日
手数料 1kgあたり17.6円(税込)。20kg未満は一律352円 1kgあたり16円+消費税。20kg未満は320円+消費税
予約 必要(持ち込み専用サイトで終日受付、または電話) 必要(事前に電話で承認を受ける)

出典:松戸市「松戸市リサイクルセンター」松戸市「和名ケ谷クリーンセンターへのごみの持ち込みについて」

持ち込みの費用感を試算する

リサイクルセンターの手数料は重量制(1kgあたり17.6円・税込)です。仮に100kg持ち込んだ場合は1,760円、200kgでも3,520円で済みます。タンス1棹の重さはおおむね数十kgですから、戸別収集で1点1,000円を払うより、まとめて持ち込むほうが安くなるケースが多いことが分かります。特に粗大ごみの点数が多い遺品整理では、レンタカーの軽トラック代を足しても持ち込みが割安になることがよくあります。

持ち込み当日の準備と流れ

持ち込みをスムーズに済ませるための準備は次のとおりです。まず、予約時に案内された日時と受付方法を確認し、当日は受付時間(リサイクルセンターは8時30分〜16時30分)に余裕をもって到着できるよう計画します。積み込みは、施設で降ろす順番を考えて「重い物を奥、軽い物を手前」にすると作業が早く済みます。軍手・タオル・飲み物のほか、荷崩れを防ぐロープや毛布があると安心です。車両は自家用車のほか、レンタカーの軽トラックを使う方法もあります。ごみの種類によって行き先が分かれるため、粗大ごみ・不燃ごみと可燃ごみを同じ日に処分したい場合は、リサイクルセンターと和名ケ谷クリーンセンターの両方に予約が必要になる点にも注意してください。

ただし、両施設とも日曜が休みである点には注意してください。平日に仕事があり、片付けに使えるのが週末だけという方は、土曜に予約を取るか、搬入できる曜日に合わせて計画を立てる必要があります。また、どちらも事前予約制のため、当日思い立って持ち込むことはできません。遠方から松戸に通って片付ける方は、帰省の日程と予約枠を先に押さえてから仕分けを始めるのが効率的です。

自分で片付けるか、業者に頼むかの判断基準

ここまでの情報を踏まえると、費用の比較は次のようになります。

方法 費用の目安 向いているケース
戸別収集(市の粗大ごみ) 1点1,000円(税込)×点数 粗大ごみが数点で、玄関先まで自分で運び出せる場合
持ち込み(自己搬入) 1kgあたり17.6円(税込)+車両代 車を用意でき、点数・物量が多い場合。時間をかけられる場合
遺品整理業者 間取り・物量に応じて3〜60万円 物量が多い、遠方に住んでいる、期限がある、運び出しが難しい場合

判断の分かれ目は「物量」「時間」「距離」の三つです。1K・1DK程度で物量が少なく、市内や近隣にお住まいで週末に通えるなら、自分で片付ければ費用は数千円〜数万円に収まります。一方、3DK以上の物量になると、仕分けだけで数日、搬出と処分まで含めると延べ数週間かかることが珍しくありません。遠方にお住まいの場合は交通費と滞在費も積み上がるため、往復を重ねるより業者に一括で任せたほうが総額で安くつくこともあります。

自分で進める場合の現実的な手順(5ステップ)

自分で片付ける場合は、次の順序で進めると迷いが減ります。

  • ステップ1:貴重品と書類の確保——現金・通帳・印鑑・保険証券・不動産の権利証・年金関係の書類は、処分作業を始める前にすべて取り分けます。相続手続きに必要な書類が家財に紛れていることが多いため、この工程を最優先にします。
  • ステップ2:形見分けの品の仕分け——親族に希望を確認してから処分に進むことで、後々の行き違いを防げます。判断に迷う品は「保留箱」を作り、いったん残す側に回すのが安全です。
  • ステップ3:分別——可燃・不燃・資源・粗大ごみ・家電リサイクル対象の5つに分けます。松戸市の分別早見表を手元に置いて進めると迷いません。
  • ステップ4:処分方法の選択と予約——点数が少なければ戸別収集を申し込み、物量が多ければ持ち込みの予約を取ります。家電4品目は販売店や指定引取場所のルートを別途確認します。
  • ステップ5:搬出・処分の実行——収集日の朝8時30分までに指定場所へ出す、または予約日に施設へ搬入します。作業前後の写真を撮っておくと、親族への報告や記録に役立ちます。

捨ててはいけないものの詳細は遺品整理とは?いつから・費用・捨ててはいけないもの 完全ガイドにまとめています。

相続放棄を検討しているなら、片付けの前に立ち止まる

一つだけ、費用より先に確認すべきことがあります。故人に借金がある可能性があり、相続放棄を検討している場合は、遺品の処分・売却を始めてはいけません。相続財産の一部でも処分すると「法定単純承認」とみなされ、相続放棄ができなくなるおそれがあります。松戸の実家を片付ける前に、まず司法書士や弁護士に相談してください。詳しくは相続放棄するなら遺品整理はどこまでできる?で解説しています。

松戸市で遺品整理業者を選ぶときの確認ポイント

業者に依頼する場合、松戸市で特に確認しておきたいのが「許可」の問題です。家庭から出る遺品は法律上「一般廃棄物」にあたり、これを有料で収集運搬できるのは、市町村の許可を受けた業者(または市町村から委託を受けた業者)に限られます。松戸市も公式サイトで、市の許可を受けていない業者は一般廃棄物の収集運搬をすることができないと明記し、無許可の不用品回収業者について注意を呼びかけています。

松戸市での許可の確認方法

松戸市は「一般廃棄物処理業者(収集運搬業)一覧表」を公式サイトで公開しており、許可番号・会社名・住所・取り扱う廃棄物の範囲・電話番号を確認できます。依頼を検討している業者がこの一覧に載っているか、あるいは一覧に載っている許可業者と提携して廃棄物の処理を行っているかを、契約前に確認してください。業者の選定に迷った場合の問い合わせ先として、松戸市一般廃棄物処理事業協同組合事務局(0120-535-309[固定電話のみ]/047-312-2275)も案内されています。

出典:松戸市「一般廃棄物処理業者について」

なお、街中を巡回するトラックや投げ込みチラシの「無料回収」をうたう業者の中には、必要な許可を持たないまま営業しているケースがあることが、環境省や各自治体から繰り返し注意喚起されています。回収後に高額な料金を請求される、回収品が不法投棄されるといったトラブルも報告されています。許可の確認は、料金トラブルを避けるためだけでなく、故人の遺品が適正に処理されるためにも必要な手順です。許可・資格の見方は遺品整理業者に必要な許可・資格で詳しく解説しています。

見積もりで確認すべき5項目

  • 見積もりの内訳——「一式」ではなく、人件費・車両費・処分費などの内訳が書かれているか
  • 追加料金の条件——物量の増加や階段搬出などで料金が変わる場合の条件が事前に示されているか
  • 廃棄物の処理方法——収集運搬をどの許可業者が担うのか、処分先はどこかを説明できるか
  • 買取の可否——買取対応がある場合、金額の根拠と作業費との相殺方法が明確か
  • 供養の手配——仏壇・位牌・遺影など、供養が必要な品の扱いを相談できるか

複数社から相見積もりを取り、金額だけでなく上の5項目への回答ぶりを比べると、信頼できる業者を見分けやすくなります。相見積もりの際は、各社に同じ条件(間取り・物量の写真・エレベーターの有無・希望日程)を伝えることが比較の前提です。条件が揃っていないと金額の差が条件の差なのか業者の差なのか判別できなくなります。比較の観点は遺品整理業者の選び方でチェックリストにしています。あわせて、口コミの読み方は遺品整理業者の口コミの見方も参考にしてください。

仏壇・位牌など供養が必要な品の扱い

松戸市の実家の片付けでご相談が多いのが、仏壇の扱いです。仏壇や位牌は、処分の前に閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的で、菩提寺がある場合はまず菩提寺に相談します。菩提寺がない場合や遠方の場合は、供養とお焚き上げをまとめて手配できる遺品整理業者に相談する方法もあります。供養を済ませたあとの仏壇本体の処分方法は、大きさに応じて市のルールに従うことになるため、分別に迷う場合は市への確認もあわせて行ってください。仏壇処分の流れと費用は仏壇の処分方法5つで詳しく解説しています。

松戸市の遺品整理で使える窓口一覧

片付けの途中で「これはどこに聞けばいいのか」と迷ったときのために、松戸市の関連窓口をまとめました。印刷して手元に置いてご活用ください。

用件 窓口 電話
粗大ごみの戸別収集を申し込む 粗大ごみ受付センター 047-391-0007(8時30分〜17時)
粗大ごみ・不燃ごみを持ち込む 松戸市リサイクルセンター 047-707-2746
可燃ごみを持ち込む 和名ケ谷クリーンセンター 047-392-1118
ごみの分別・許可業者について確認する 松戸市 環境部 廃棄物対策課 047-704-2010
収集運搬業者の選定に迷ったとき 松戸市一般廃棄物処理事業協同組合事務局 0120-535-309(固定電話のみ)/047-312-2275

いずれも受付時間や運用が変わることがあるため、実際に動く前に松戸市公式サイトで最新情報を確認してください。特に持ち込み施設は予約制のため、電話がつながりやすい午前中の早い時間帯にかけるのがおすすめです。市外にお住まいの方が松戸市内の実家のごみについて問い合わせる場合も、上記の窓口で相談できます。

遺品整理を始める前のチェックリスト【印刷用】

松戸市で遺品整理に着手する前に、確認しておきたい項目を時系列で一覧にしました。上から順に確認すると、やり直しや二度手間を防げます。

段階 確認項目 ポイント
着手前 相続放棄の可能性の確認 借金の有無が不明なら、処分を始める前に司法書士・弁護士へ相談する
遺言書・エンディングノートの確認 遺品の扱いに関する故人の希望がないか最初に確認する
親族への声かけ 形見分けの希望を聞き、作業日程を共有しておく
仕分け 貴重品・書類の確保 現金・通帳・印鑑・権利証・保険証券・年金書類を先に取り分ける
形見分け候補の取り分け 処分前に写真を撮り、誰に何を渡すか記録する
分別(可燃・不燃・粗大・家電4品目) 家電リサイクル法対象品は市の収集に出せないため別ルートを確認
処分 戸別収集か持ち込みかの選択 点数が多いなら重量制の持ち込み(17.6円/kg・税込)が割安になりやすい
持ち込みの予約 リサイクルセンター・和名ケ谷とも事前予約制。日曜は休み
業者に頼む場合の許可確認 松戸市の一般廃棄物処理業者一覧に載っているか、提携があるかを確認
その後 仏壇・位牌などの供養 閉眼供養・お焚き上げの要否を親族と相談する
家自体の扱いの検討 売却・解体・活用の方針と、相続登記の要否を確認する

このうち特につまずきやすいのが、着手前の「相続放棄の可能性の確認」と、処分段階の「業者の許可確認」です。この二つを飛ばすと、後から法律面・金銭面の問題が発覚して対応が難しくなることがあります。順番を守ることが、結果的にいちばんの近道です。

1か月で終える場合のスケジュール例

週末を使って自分で進める場合の、標準的なスケジュール例です。2DK程度・物量標準・家族2〜3名で作業する想定で組んでいます。物量が多い場合や平日に時間が取れる場合は、適宜圧縮・延長してください。

やること あわせて進めること
第1週 貴重品・書類の確保、遺言書・エンディングノートの確認 親族へ形見分けの希望を確認。粗大ごみの点数をざっと数える
第2週 形見分け候補の取り分け、可燃・不燃・資源の分別開始 持ち込みか戸別収集かを決め、リサイクルセンターの予約を取る
第3週 可燃ごみ・不燃ごみの搬出。持ち込み(土曜予約)を実行 家電4品目の引き取りルートを手配。仏壇があれば供養の相談
第4週 残った粗大ごみの戸別収集、簡易清掃、最終確認 電気・ガス・水道の停止、郵便物の転送など住まいの手続き

ポイントは、第2週までに「処分方法の決定と予約」を終えることです。リサイクルセンターの土曜枠を確保できるかどうかで、後半の進み方が大きく変わります。また、作業のたびに現地で分別方法を調べていると時間を取られるため、初回に松戸市の分別早見表を印刷して現地に置いておくと、2回目以降の作業がスムーズになります。仮にこのスケジュールで回らないと感じたら、物量が想定を超えているサインです。全部を自力でやり切る前提を見直し、大物の搬出だけ、あるいは残置物の処分だけを業者に任せる折衷案も検討してください。

松戸市の遺品整理でよくあるつまずきと防ぎ方

事務局として松戸市周辺のご相談を受ける中で、よく耳にするつまずきのパターンと、その防ぎ方を紹介します。

  • 粗大ごみの点数を数えずに戸別収集を選んでしまう——1点1,000円の手数料は、20点なら2万円です。先に粗大ごみの点数をざっと数え、多いようなら重量制の持ち込みや業者の見積もりと比べてから決めると、総額を抑えられます。
  • 日曜に持ち込もうとして予定が崩れる——リサイクルセンターも和名ケ谷クリーンセンターも日曜は休みです。週末作業が中心の方は、土曜の予約を軸に計画を立ててください。
  • 家電4品目を粗大ごみに出そうとして持ち戻りになる——エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は市の収集対象外です。リサイクル料金と引き取りルートを先に確認しておくと、当日の手戻りがなくなります。
  • 書類を確認せずに処分してしまう——権利証や保険証券など、相続手続きに必要な書類が家財に紛れていることがよくあります。紙類は「全部まとめて可燃ごみ」にせず、一度は中身を確認してから処分してください。
  • 許可の確認をせずに回収を依頼してしまう——市も注意を呼びかけているとおり、一般廃棄物の収集運搬には市の許可が必要です。チラシや巡回トラックに依頼する前に、市公開の一覧表で確認する習慣をつけてください。

いずれも、着手前に10分だけ計画に時間を使えば防げるものばかりです。この記事の窓口一覧とチェックリストを印刷して、作業当日に持参していただくのがおすすめです。

遺品整理のあとに考えること——実家の売却・空き家・相続登記

松戸市の実家を片付けたあと、家そのものをどうするかという問題が残ります。誰も住まない家をそのままにすると、固定資産税や管理の負担が続くだけでなく、管理が行き届かない状態が続けば特定空家等に指定され、税負担が増えるおそれもあります。空き家のまま維持する場合の管理方法は空き家の管理方法を参考にしてください。

売却や解体を検討する場合は、前提として相続登記が必要です。2024年4月から相続登記は義務化されており、相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内に登記しないと過料の対象になり得ます。名義変更の手続きと必要書類は相続登記の義務化とはで解説しています。売却と解体のどちらが得かの判断は実家は売却と解体どちらが得かが参考になります。

安心実家じまいでは、遺品整理の作業だけでなく、提携司法書士による相続登記のご相談、仏壇の閉眼供養やお焚き上げの手配、貴金属・骨董品の査定・買取、その後の売却のご相談まで、一つの窓口でお受けしています。松戸市とその近隣エリアで「片付けのあとのこと」まで含めて相談したい場合は、まず写真を送るだけの無料見積もりからご利用ください。遠方にお住まいで立ち会いが難しい場合は、鍵をお預かりして進める方法もあります。

よくある質問

松戸市の遺品整理の費用相場はいくらですか?
業者に依頼する場合、1R・1Kで3〜8万円、2DK〜2LDKで9〜30万円、3DK〜3LDKで15〜50万円が目安です。物量、エレベーターの有無、トラックを停められる場所までの距離によって変わります。自分で片付ける場合は、松戸市の粗大ごみ戸別収集が1点1,000円(税込)、リサイクルセンターへの持ち込みが1kgあたり17.6円(20kg未満は一律352円)です。
松戸市の粗大ごみはどうやって申し込みますか?
事前申込制です。粗大ごみ受付センター(047-391-0007、受付は午前8時30分〜午後5時)への電話か、松戸市のインターネット受付(24時間)で申し込み、1点につき1,000円(税込)の粗大ごみ処理券を取扱所で購入して品物に貼り、収集日の朝8時30分までに指定場所へ出します。家の中からの運び出しは行われていないため、搬出は自分で行う必要があります。
粗大ごみを直接持ち込むことはできますか?
できます。粗大ごみ・不燃ごみは松戸市リサイクルセンター(七右衛門新田316の4、047-707-2746)へ、可燃ごみは和名ケ谷クリーンセンター(和名ヶ谷1349番地の2、047-392-1118)へ、いずれも事前予約のうえ持ち込めます。手数料は重量制で、リサイクルセンターは1kgあたり17.6円(税込)、20kg未満は一律352円です。両施設とも日曜は休みです。
遺品整理業者に頼むとき、松戸市で確認すべきことはありますか?
家庭の遺品(一般廃棄物)を有料で収集運搬できるのは、松戸市の許可を受けた業者に限られます。市は公式サイトで一般廃棄物処理業者(収集運搬業)の一覧表を公開しているので、依頼先がこの一覧に載っているか、または許可業者と提携しているかを契約前に確認してください。業者選びに迷ったときは、松戸市一般廃棄物処理事業協同組合事務局(0120-535-309)への問い合わせも案内されています。
エアコンや冷蔵庫などの家電はどう処分すればよいですか?
エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の4品目は家電リサイクル法の対象で、松戸市の粗大ごみには出せません。購入した販売店か買い替え先の販売店に引き取りを依頼するか、リサイクル料金を支払ったうえで指定引取場所へ持ち込むのが基本のルートです。パソコンも市の収集対象外で、メーカー等による回収を利用します。遺品整理業者に一括で依頼する場合は、見積もり時に家電リサイクル料金の扱いが含まれているかを確認してください。
遠方に住んでいて松戸の実家に通えません。立ち会いなしで依頼できますか?
依頼できます。安心実家じまいでは、鍵をお預かりし、作業前後の写真をご報告しながら進める方法に対応しています。貴重品や形見分け候補の品は仕分けの段階で取り分けて保管し、ご確認いただいたうえで処分に進みます。お見積もりは写真をLINEで送るだけで概算をお出しできるため、まず費用感を知りたい段階でもご利用いただけます。

まとめ

松戸市の遺品整理について、費用と手順の要点を振り返ります。

  • 業者依頼の相場は1R・1Kで3〜8万円、3DK〜3LDKで15〜50万円。物量と搬出条件で変わる
  • 松戸市の粗大ごみ戸別収集は1点1,000円(税込)。申し込みは047-391-0007またはインターネットで
  • 点数が多いなら持ち込みが割安。リサイクルセンターは1kgあたり17.6円(20kg未満352円)、要予約・日曜休み
  • 可燃ごみの持ち込みは和名ケ谷クリーンセンターへ。こちらも事前の電話承認が必要
  • 一般廃棄物の収集運搬は松戸市の許可業者のみ。市公開の一覧表で契約前に確認する
  • 相続放棄を検討しているなら、遺品の処分前に司法書士・弁護士へ相談する

自分で進めるか業者に任せるかは、物量・時間・距離で判断すれば大きく間違えません。迷ったら、両方の費用を並べて比べてみてください。安心実家じまいの見積もりは無料で、写真を送るだけで概算をお出しできます。松戸市の実家の片付けに、まず費用感を知るところからお使いいただければ幸いです。

読むより、聞いたほうが
早いこともあります

仕分け・搬出・ご供養・買取まで。写真を送るだけで概算のお見積もりをお出しします。ご相談・お見積もりは無料です。

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この記事を書いた人

安心実家じまい事務局です。実家の片付けや遺品整理、空き家になった家の処分について、はじめての方にも分かるように記事を書いています。提携している現場の業者や司法書士と一緒に、費用の相場・自治体のごみ出しルール・補助金といった、調べてもなかなか分かりにくいところを一つずつ確かめながらまとめています。「誰に頼めばいいか分からない」という段階のご相談も、LINEやお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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